主題歌「ホール・ニュー・ワールド」で知られるアラブの世界を描いたディズニー映画といえば「アラジン」。1992年の作品だが、この頃からすでにディズニーはたくさんの仕掛けやサプライズを劇中に散りばめていた。あまり知られていない10の隠しメッセージをここにまとめてみた。
1、監督と脚本家がカメオ出演している。
共同監督のロン・クレメンツ(左)とジョン・マスカー(右)がアニメになって作品の中に登場。ひげや鼻の形がそっくり。
2、ジャック・ニコルソンが登場。
ジーニーが黒いサングラス姿に変身するシーンは、実は俳優のジャック・ニコルソンがモデルとなっている。鋭角に曲がった眉毛の特徴をとらえているのがポイント。
3、伝説のコメディアンがいる
このシーンの基となったのは、アメリカの伝説的なコメディアン、グルーチョ・マルクス。太い眉毛とぎょろっとした目がポイント。
4、 ピノキオもちゃっかり出演
ジーニーは劇中でピノキオにも変身する。アラジンとピノキオの貴重な共演シーンだ。
5、オモチャの中に野獣が
ジャスミンの父であり、国王のサルタンのおもちゃの中に、「美女と野獣」の野獣が隠れている。お茶目なサルタンはこのときオモチャを積み重ねて遊んでいた。
6、リトルマーメイドのセバスチャンがいる
ジーニーの指になにやら見たことのあるザリガニが。実は「リトルマーメイド」のセバスチャン。こんなところにも過去の作品のキャラクターが登場している。
7、ジーニーの帽子
このシーンではジーニーがちゃっかりグーフィーの帽子をかぶっている。ミッキーの友達がこんなところで登場していた。
8、ミッキーもいる
悪大臣のジャファーを倒した後、魔法が解け虎ラジャーの姿が変わっていくシーンで、ラジャーの顔が一瞬だけミッキーになる。
9、ミッキーがこんなところにも
市場でジャスミンが買い物をしているときに、ジャスミンの頭上にミッキーの形をしたひょうたんのようなものが。ディズニー映画はなにかとミッキーをかたどったものを登場させることで有名だ。
プリンセスと魔法のキスにアラジンの魔法の絨毯があった
アラジン公開後に、放映された「プリンセスと魔法のキス」で女性がアラジンの魔法の絨毯を干しているシーンがある。