パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊のトリビアとラストの意味

大人気海賊アドベンチャーシリーズ最新作「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」が世界中で公開され、話題を呼んでいる。そこで本作に隠されたトリビアとラストシーンを解説する。

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1、原題の意味

「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」の原題は、「Pirates of the Caribbean: Dead Men Tell No Tales」。

実は「Dead Men Tell No Tales(死人に口なし)」は同シリーズではお馴染みのセリフで、一作目の「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」や三作目の「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」でも使われているほどだ。

しかしもとをたどれば、同シリーズのベースとなったディズニーランドのアトラクション「カリブの海賊」で海賊が口にするセリフが「Dead Men Tell No Tales(死人に口なし)」なのだ。

2、漫画ワンピースのトリビア

劇中に登場する可愛い猿といえばジャック。ヘクター・バルボッサのペットで、彼の肩に乗る賢くて、いたずら好きの猿だが、そのコスチュームに注目してもらいたい。

よく見ると、赤いベストを着ているのに気づくはずだ。実はこれ漫画ワンピースの主人公ルフィがモチーフになっているのではないかと囁かれている。ちなみにルフィのフルネームはモンキー・D・ルフィ。そう、モンキーなのだ。

3、ポール・マッカトニーが友情出演

ジャック・スパロウを演じるジョニー・デップは同シリーズに幾度となく有名ミュージシャンを友情出演させているのをご存知だろうか。

「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」と「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」ではローリング・ストーンズのギターリスト、キース・リチャーズを個人的に招待して出演させることに成功している。

そして今回ジョニー・デップが出演をもちかけたのがなんとビートルズのポール・マッカートニーだ。ポール・マッカートニーに対してジョニー・デップはSNSを通じて出演のオファーを出したというから驚きだ。

4、キーラ・ナイトレイがシリーズ復帰

3作目の「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」から出演がなかったエリザベス・ターナー役のキーラ・ナイトレイがラストでサプライズ出演している。

キーラ・ナイトレイはインタビューでも同シリーズにはもう出演しないことを明言していただけに突然の復帰には驚いたファンも少なくなかったはず。

また、最後にウィル・ターナーとエリザベス・ターナーが再会したことを考えても、続編に出演する可能性も十分にありそうだ。

5、エンドロール後のラストシーンの意味

「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」ではエンドロールの後におまけのシーンがある。ウィル・ターナー(オーランド・ブルーム)とエリザベス・ターナー(キーラ・ナイトレイ)がベッドで寝ていると、嵐の中、部屋の扉から何者からが侵入してくるが、その正体はほかでもなく海洋生物の姿をしたデイヴィ・ジョーンズだ。

デイヴィ・ジョーンズがウィル・ターナーに襲いかかろうとした瞬間、ウィル・ターナーは悪夢から目を覚ますことになる。ただの夢かと思いきや床は水で濡れており、いくつかフジツボが落ちている、というのがおまけシーンの全てだ。

このシーンが意味するのか一体なんなのか。それはポセイドンの槍によって呪いが解かれた今、死んだはずのデイヴィ・ジョーンズも復活したと考えるのが自然だろう。つまり続編の敵キャラとしてデイヴィ・ジョーンズが登場することを示唆したシーンである可能性が高い。

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