ディズニーピクサーの人気シリーズ「カーズ」の第三弾といえば「カーズ・クロスロード」。本作にも他のピクサー映画と同じように様々なメッセージが隠されている。そこで「カーズ・クロスロード」のトリビアと秘密を一挙紹介する。
1、A113
ピクサー映画には必ず登場する暗号といえば「A113」。トリビアの中では最も見つけやすいのがこの暗号だ誰もが見つけやすいところにあるのが特徴。本作も例外ではなく、ちゃんと分かるところに出てきます。そのシーンとはライトニング・マックィーンがシミュレーターに初めて乗って事故を起こした直後のこと。
スポンサーのスターリングのオフィスの前で彼が待っているとドアに「A113 Steriling CEO」の文字が。つまり社長室の番号として使われているのだった。
2、シンデレラ
スターリングとライトニング・マックィーンによる会話シーンでは、壁になにやら見たことのある馬車の置物が飾ってあるのが分かる。実はこれシンデレラの馬車。どちらかというと実写版「シンデレラ」に使われた馬車に似ているのは気のせいだろうか。
3、リメンバー・ミー
ピクサーの次回作といえば「リメンバー・ミー」。本作ではこの「リメンバー・ミー」を予告するシーンも登場する。
例えばクルーズ・ラミレスがトレーニングセンターのシミュレーションを使ってドライビングを指導するシーンでのこと。三台のレーサーがクルーズ・ラミレスの指示に従って次々と課題をこなしていくが、最後のレーサーはホームシックにかかっているといって気分が冴えない。
そんなときクルーズ・ラミレスがスクリーンに流してあげるのがレーサーの故郷の映像。その故郷とはほかでもない「リメンバー・ミー」の主人公ミゲルの故郷であるサンタ・セシリアだ。
4、ピザプラネット
ディズニーの世界に登場する架空のピザ屋といえば「ピザプラネット」。ピクサー映画にはそのデリバリー車が度々登場するが、本作でも一瞬だけピザプラネットの車を見ることができる。
そのシーンとはライトニング・マックィーンがサンダー・ホローの街でお忍びで参加するデモリション・ダービーでのヒトコマ。そこでクルーズ・ラミレスに猛突進してくる車が何を隠そうピザプラネットのデリバリーだ。
5、ルクソボール
ピクサーボールやルクソボールの愛称で知られるアイコン的なボールもまた様々な映画に隠されたトリビア。本作でもサンダー・ホローのデモリション・ダービー中、複数の車がぶつかり合い、入り乱れるシーンで一台の車のフロントにルクソボールのペイントが登場する。
6、Buy N Large
「ウォーリー」で登場する架空の企業といえば「Buy N Large」。この企業名も様々な映画に登場する。本作ではレースのスポンサーとしてトラックの地面にロゴが掲載されているのが分かる。しかしながらレースシーンのスピードが速いので見つけるのは至難の業だ。
7、トリプルデント
「インサイドヘッド」で登場した架空のガム商品といえば「トリプルデント」。これと同じガムが本作にも登場する。というのもレースに参加しているレーサーの車に「トリプルデント」のロゴが貼ってあるのだ。つまり「トリプルデント」がレーサーのスポンサーになっているということだ。
8、95の意味
ライトニング・マックィーンのナンバーといえば「95」。これには意味があるのをご存知だろうか。実はこれ、ピクサーの記念すべき初長編映画「トイストーリー」が公開された年が1995年だからだ。
そのためピクサー映画には「95」という数字が度々登場する。ライトニング・マックィーンのナンバーも「95」なら、「トイストーリー3」に登場する電車の番号も「95」、「バグス・ライフ」の箱にも「95」と書かれているシーンがある。
関連記事