ファン待望の「アナと雪の女王」のスピンオフ企画がついに劇場公開される。その名も「アナと雪の女王/家族の思い出(Olaf’s Frozen Adventure)」。気になるそのストーリーを一挙紹介する。
オラフのフローズンアドベンチャー/アナと雪の女王/家族の思い出のあらすじ
門が解放されてから初めてのホリデーシーズンを迎えたアレンデール王国。そこでアナとエルサは祝祭を開こうとしていた。
サプライズパーティーに機嫌を良くしたオラフはパーティーの準備をする王国のスタッフやアナとエルサに一足先にサプライズを仕掛ける。
オラフはクリスマスツリー、鎧、プレゼント、お菓子の中に隠れて人々をびっくりさせる。そして迎えた祝祭の当日。お城の前には多くの国民が集まっていた。
しかし国民は祝祭の合図を聞くと、早々にお城を後にしてしまう。なんでも国民にはそれぞれ自分たちの伝統的なクリスマスの過ごし方があるのだという。
アナとエルサは帰ろうとする国民を引きとめようとするものの、彼らにとっては家族の伝統のほうが優先であった。そんな彼らを見ていたらアナとエルサは自分たちには家族の伝統がないことに気づく。
それもそのはずアナとエルサたちはエルサが部屋にこもっていた間、いつも離れ離れに時を過ごしてきたからだ。
クリスマスをどう過ごしていいか分からずに落胆するアナとエルサ。そんな二人を見てオラフがスヴェンと協力し、国民たちの家を一軒一軒訪問し、アナとエルサにとって最高の伝統を王国に持って帰ってくることを誓う。
オラフが国民たちの家をノックすると、彼らは思い思いにクリスマスを過ごしていた。ある家族はスペシャルなキャンディーを作り、ある家族は巨大なクッキーを焼き、また別の家族は靴下を暖炉の上に飾るなどしていた。
オラフは各家庭のアイデアとアイテムをスヴェンが引っ張るソリに乗せて家庭訪問を続ける。ある女性は美味しそうなフルーツケーキを焼くのが伝統だとオラフに言ってケーキをプレゼントしてくれた。
あるとき、オラフは山小屋に住むオーケンの家にまでやってきた。そこでオーケンの家族はサウナに入ってくつろいでいた。
オーケンはオラフにサウナボックスまでプレゼントしてくれ、アイテムだらけになったソリに無理やりそれを載せた。
たくさんの家族の伝統グッズを受け取ったオラフはクリスマスソングを歌いながら、お城に帰ることにする。
ところがあろうことかサウナボックスから煙が出てきてはプレゼントに飛び火してしまう。ソリは方向を大きく転換し、スヴェンに引っ張られていたはずが、スヴェンを逆に引っ張り、逆そうを始める。
やがて猛スピードで坂を駆け下りていくと、プレゼントを載せたソリだけが崖の下に真っ逆さまに落ちてしまう。
オラフに残されたのはただ一つフルーツケーキだった。しかしそのフルーツケーキの匂いを感じてか、森から突然狼の群れが現れ、オラフに襲い掛かるのだった。
スヴェンはオラフを助けたくても崖の向こう側に渡れない。そこでスヴェンはお城に大急ぎで戻って、助けを呼びに行くのだった。
お城に着くと、スヴェンはクリストフに助けを求めるが、ジェスチャーを使って説明しても鈍感なクリストフには全く通じなかった。
しかしそれを見ていたアナとエルサが事態を察知し、町を挙げてオラフを探しに行くことに。国民たちも手分けをして雪山の中を捜索した。
すると、オラフはアレンデール王国の伝統を何一つ持って帰ることができなかった自分に対し、自暴自棄になって、一人雪の中に座り込んでいたのだ。
アナとエルサはオラフを救い出し、彼にこう告げた。アレンデール王国の伝統はほかでもないオラフだと。なぜならエルサが部屋に閉じこもっていたとき、二人をつなげたのは子供のときに作った雪だるまのオラフだったから。
毎年、クリスマスになるとアナはドアの向こうにいるエルサにオラフの人形や絵を描いて渡していたのだ。それを聞いたオラフは大喜びになり、アナとエルサと一緒に歌い出す。
オラフを一緒に探してくれた国民たちもそこに集まり、素敵なクリスマスパーティーが始まった。アナとエルサにとってはオラフと一緒にいることが最高のプレゼントだった。
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