ディズニー映画といえば数々のヒットを飛ばす大人気ブランドだが、もちろんそんなディズニーですら失敗することはある。これまでの傾向としては失敗の多くが続編を作ったことによるもので、それはなにもディズニーに限ったことではない。とりあえずヒットしたから続編でも作れば売れるだろうということもでもないのが映画の難しいところ。では一体、どんなディズニー映画が失敗作といえるのか、独断と偏見の基ワースト7をまとめてみた。
歴史上最もつまらないディズニーアニメワースト7
1、コルドロン
豚飼いの少年が、豚を守るために魔王と戦うというストーリーが受けず、ほとんど一般にも知られていない作品。登場人物のキャラも薄く、印象に残らないのが残念。
2、王様の剣
小説「『永遠の王」を基にした、岩に刺さった剣を抜いた者が王様になれるという有名なストーリーの映画化。ウォルトディズニーが亡くなる前に制作された最後の作品だが、コメディー色が強すぎて、メッセージ性に欠ける作品。
3、おしゃれキャット
フランスを舞台にした3匹の猫を主役にしたアドベンチャー。金持ちの老人に飼われていた猫は老人から遺産をもらえるはずだったが、執事に横取りされてしまい、パリの郊外に捨てられてしまい路頭に迷う、といったストーリーがいまいちで、賛否両論のある作品。
4、アラジン ジャファーの逆襲
「アラジン」のヒットに続き、制作されたものの、ほとんど話題にならなかった失敗作。前作とかぶっている同じようなストーリーが退屈だと批判されたほか、テーマ曲やBGMも人気が出なかった。
5、ライオン・キング2 シンバズ・プライド
ディズニー制作のアニメガーゴイルズのシーズン3-9話、第75話「母の教え」とほぼ同じストーリーを使っただけで、新鮮味がなく、またストーリーも不自然な点が多いことが指摘された。サウンドトラックもいまいちで、前作と比べると見劣りする部分がほとんどだったことが否めない。
6、ムーラン2
前作のエンディングの続きから話はスタートし、ムーランとシャン隊長が結婚することに。しかし二人がお姫様を王国へとエスコートしているうちに、お姫様が政略結婚することを知り、ムーランとシャン隊長の意見が分かれる。そんな中、一行は敵の襲撃にあってしまう、という恋愛観を全面に押し出した設定が退屈で、アクションもいまひとつで終わる駄作。
7、ホーム・オン・ザ・レンジ にぎやか農場を救え!
日本では映画上映されず、DVDでリリースされた一本。未開の地を舞台に動物たちが土地を巡って対立するという西部劇の登場人物を動物にしただけのおそまつな作品。牛が主役だけにキャラクターに可愛げがないのが痛い。