大人気ディズニーアニメ「アナと雪の女王」の待望のスピンオフ短編作がついに全米で劇場公開となった。そこで本作に隠されたトリビアの数々を紹介する。
1、監督はクリス・バックとジェニファー・リーじゃない!
本作は初めてクリス・バックとジェニファー・リーのコンビが携わっていない「アナと雪の女王」のプロジェクトだ。ちなみに「アナと雪の女王 エルサのサプライズ」もクリス・バックとジェニファー・リーのコンビがメガホンを取っている。気になる本作の監督はスティービー・ワーマーズとケビン・データーズの二人。
2、ピクサー映画とディズニー映画が同時公開されるのは二回目
ピクサー映画「リメンバー・ミー」と同時公開される本作だが、ピクサーじゃない映画がピクサー映画と同日に公開されるのはディズニーの歴史の中でもこれが二回目。ちなみに初めての作品は1990年に製作された「ロジャー・コースター・ラビット」。この作品は1995年にピクサー初の長編映画「トイ・ストーリー」と同時公開された。
3、ヤギ
アレンデール王国のモデルはノルウェーだといわれているが、ノルウェーをはじめ北欧では神話の神トールの車を引いたヤギ、ユール・ゴートがクリスマスには欠かせない存在になっている。
そのため劇中では、幾度となく、ヤギの飾り、デザイン、洋服が見つかるはずだ。ドアの飾り、プレゼントの包装、アナのドレスにもヤギがちりばめられている。
4、白いガウン
ある家族の家では白いガウンを身にまとい、頭にキャンドルを乗せる伝統を守っていたが、実はこれも実際にノルウェーを含む北欧で行われる儀式、聖ルシア祭。
12月13日に一家の子供の中で年長の少女が参加する祝祭のことで、少女はロウソクの冠を被り、ほかの少女たちと行進をするのだ。
5、アナとクリストフは結婚した?
「アナと雪の女王」で結ばれたアナとクリストフ。その後二人の関係はどうなったが気になるところだが、本作を見る限り、二人は結婚したか、あるいはまだ恋人関係であることが分かる。というのも二人が色違いのお揃いのデザインの帯を巻いているからだ。
もしかすると、続編では二人の子供の姿が見れるかもしれない。
6、シュガー・ラッシュ
オラフが国民の家庭を訪れたとき、最初の家で家族からキャンディーをもらう。このときオラフは自分の鼻にキャンディーをつけてもらい、「シュガーラッシュ」と叫ぶ。もちろんこれは映画「シュガーラッシュ」を指している。
シュガーラッシュとは全てがお菓子でできたゲームの世界のことだが、オラフには一瞬その世界が見えたのかもしれない。ちなみに「シュガーラッシュ」がここで登場したのは近い将来続編が公開されることが決まっているからだ。
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