インクレディブル・ファミリーのあらすじを結末まで徹底紹介

ファン待望のディズニーアニメの続編「インクレディブル・ファミリー」。ついに劇場公開され、ストーリーの全貌が明らかになった。そこでインクレディブル・ファミリーのあらすじを一挙紹介する。

インクレディブル・ファミリーの筋書き-スーパーヒーローの活動禁止

シンドロームとの戦いを終えた３ヵ月後、ボブ、ヘレン、ダッシュ、ヴァイオレット、ジャック＝ジャックたちパー一家はスーパーヒーローとして町の平和を守っていた。

そんなある日、突如として銀行強盗のアンダーマイナーが現れ、バキューム機を使って銀行のお金を根こそぎ吸い込んで行った。

パー一家はアンダーマイナーを追いかけたが、あと一歩のところで捕まえることに失敗し、甚大な被害を出してしまった。

その結果、政治家の圧力を受け、政府組織NSAのリック・ディッカーからスーパーヒーローとしての活動を禁止されてしまう。

銀行には保険がかけられていたため、何も手出しをしないほうがよかったとまで言われてしまう始末だった。

パー一家は家を追われ、モーテルでの生活を強いられることになった。子供たちを食べさせていく術を失ったボブとヘレンがこの先について不安を抱えていると、電話会社デヴテックの社長であり、スーパーヒーローの大ファンであるウィンストン・ディヴァーから広告塔として働かないかと依頼を受ける。

ウィンストン・ディヴァーの父親もスーパーヒーローのファンであり、昔から支援していたのだ。

結局、この仕事はヘレンが引き受けることになり、彼女はその日からイラスティガールとして街の治安を守ることに。そのおかげでパー一家は広い屋敷に住むことが許され、子供たちは大喜びする。

一方のボブはヘレンが外で仕事をしている間、家で主夫として子供たちの面倒を見ることになる。

ボブにとって慣れない子育ては大変だった。まもなくボブは赤ん坊のジャック＝ジャックにはいくつものスーパーパワーが備わっていることを知る。

ジャック＝ジャックは目から強力なビームを放つこともできれば、次元間の移動することもできる。さらに分身する能力や悪魔に変身する能力まであった。

しかしながらジャック＝ジャックのやんちゃぶりに手を焼いたボブは友人であり、コスチュームデザイナーのエドナ・モードのもとへジャック＝ジャックを連れて行くことに。

初めこそ助けるのを拒んだエドナ・モードだったが、ジャック＝ジャックのスーパーパワーを見ると、たちまち彼女は考えを改めるのだった。

ちょうどその頃、ヘレンは、モニターを乗っ取り、見た者を催眠術にかけて洗脳する力を持つスクリーンスレイヴァーと戦っていた。

スクリーンスレイヴァーをやっとの思いで倒したヘレンは彼がただのピザの宅配人であることを知る。スクリーンスレイヴァー自身も自分のやっていたことを全く覚えていなかった。

まもなくヘレンはピザの宅配人が催眠効果のあるメガネを何者かによって付けさせられていたことを知る。

ヘレンはウィンストン・ディヴァー社長の妹イヴリン・ディヴァーにスクリーンスレイヴァーをあまりにも簡単に捕まえられたことが気になると相談した。

何か裏があるのではないかと疑っていたヘレンだったが、イヴリン・ディヴァーは聞き入れようとしなかった。

そうこうしている間にヘレンに洗脳メガネを被せ、ついにはヘレンまでもが洗脳の餌食にされてしまう。

そう、裏で全てを操っていたのはイヴリン・ディヴァーだったのだ。イヴリン・ディヴァーはスーパーヒーローたちの存在を憎んでいた。

自分の父親の命を守れなかったスーパーヒーローたちは人類にとって脅威になると考え、彼らを洗脳しスーパーヒーローの活動を二度と合法化できなくさせようと企んでいた。そのことは兄のウィンストン・ディヴァーすらも知らずにいた。

まもなくイヴリン・ディヴァーはヘレンをはじめ、ほかのヒーローたちやボブ、ルシアスにまで洗脳メガネをつけ自分のいいなりにすることに成功する。

そんな状況を知ったパー一家の子供たち、ダッシュ、ヴァイオレット、ジャック＝ジャックの三人はヒーロースーツを身にまとい、イヴリン・ディヴァーのいる船に乗り込んでいく。

三人が両親とルシアスを無事助けるとヘレンとボブは港にぶつかりそうになった船をスーパーパワーを駆使してなんとか食い止めながらも逃げようとしたイヴリン・ディヴァーの後を追う。

飛行機に乗って脱出を試みたイヴリン・ディヴァーだったが、最後はヘレンが空中戦の末彼女を捕まえ、警察に引き渡した。

一連の事件を終え、パー一家の活躍は世間に知れ渡り、裁判では晴れてスーパーヒーローの活動が認められることになった。パー一家の戦いはこれからも続いていく。