2018年12月21日に日本で公開されるウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの長編アニメ「シュガー・ラッシュ:オンライン」。前作の「シュガー・ラッシュ」の続編となる本作は一体どんな物語なのか。ストーリーを紹介する。
まずは予告動画を見てみよう。
シュガー・ラッシュ:オンラインのあらすじ1- シュガーラッシュの故障
「シュガーラッシュ」の世界を壊そうとしていたターボからアーケードを守り抜いた大男ラルフは、元の世界へと帰っていった。
6年後もラルフはヴェネロペと親友のままだった。二人は毎晩仕事のあとにゲームで遊んでいた。
ある晩、ラルフはすっかりゲームに飽きていたヴェネロペを楽しませようとシュガー・ラッシュの中にオフロードの特設コースを作ってあげる。
ところがそれがきっかけでヴェネロペを使ってプレーしていた少女がハンドルをコンソールから外してしまう。
さらに店長のMr.リトワクがハンドルを修理をしようとしたら余計に壊れてしまい、修理ができなくなってしまった。
修理に必要なパーツを生産している会社はすでに何年も前に倒産した。Mr.リトワクは仕方なくシュガー・ラッシュのアーケードの電源を切るしかなかった。
シュガー・ラッシュ:オンラインのあらすじ2- インターネットの世界へ
ヴェネロペをはじめとするシュガー・ラッシュの住人たちは居場所を失った。そこでラルフはヴァネロペを連れてWi-Fiルーターを通じてインターネットの世界へと入り込むことにする。
ネットの中ではeBayを使って新しいハンドルを買うことができるとラルフは少女たちから聞いていたのだ。
二人はまずサーチエンジン、ノウズモアから場所を聞き、eBayに向かった。そこでは様々な商品がオークションに出されていた。
ラルフとヴェネロペは見事ハンドルを落札することに成功するも二人が落札したのはなんと最高額の2万7001ドル。そんな金額は二人には到底払えなかった。落札から支払までの期限はわずか24時間。それまでに支払わないと、オークションは無効になり、ラルフはハンドルを失ってしまう。
シュガー・ラッシュ:オンラインのあらすじ3-スラウターレース
どうにか解決策を探そうと二人は、稼げる方法を道端で宣伝していたJP・スパムリーに相談した。彼からオンラインゲーム、スラウターレースのことを聞いた。なんでもゲーム内にある高額なスポーツカーを盗めば4万ドルで売れるらしかった。
しかしそのスポーツカーはスラウターレースを牛耳るギャングのボス、シャンクの持ち物だ。シャンクはスポーツカーに近づくプレーヤーを容赦なく、撃退した。
ヴァネロペはこっそりシャンクのスポーツカーに飛び乗り、逃亡を図った。シャンクはヴェネロペの後を追い、二人はカーチェイスを繰り広げた。
結局、ラルフとヴェネロペもシャンクに捕まってしまい車を盗むことはできなかった。しかしシャンクはヴァネロペのドライビングスキルに目を丸くし、二人はすぐに意気投合した。
ヴァネロペはスラウターレースの世界がとても気に入っているようだった。ラルフはヴァネロペの興味が自分から離れていくことに嫉妬していた。
スポーツカーを断念した二人はシャンクから動画配信サイトのバズチューブを紹介される。
シュガー・ラッシュ:オンラインのあらすじ4-バズチューブ
シャンクはラルフの動画をバズチューブにアップしていた。ラルフの動画はあっという間にバズり、人気を博した。
バズチューブのCEOであるイエスは動画のPVを集めればお金が稼げることを教えてくれた。ラルフはPVのためならどんな動画でも撮ると約束した。
ヴァネロペは自分も何か役に立ちたいと思い、ラルフのチャンネルをクリック広告で宣伝することにした。
スラウターレースで宣伝しようと思ったが、ラルフはヴァネロペにはあそこに戻って欲しくなかった。
そこでヴァネロペをオーマイディズニーに送り込んだ。ヴェネロペはディズニーの世界でラルフのチャンネルを宣伝しようとしたが、すぐに警備員のストームトルーパーに見つかり、違法行為だとして追いかけられるはめに。
ストームトルーパーから逃げようとしたヴァネロペはディズニープリンセスたちがいる楽屋に迷い込んだ。
ディズニープリンセスたちは最初ヴァネロペが不審な侵入者だと思ったものの、彼女もプリンセスだと分かると仲間に入れてくれた。そしてヴァネロペにプリンセスらしい歌を歌うように促した。
シュガー・ラッシュ:オンラインのあらすじ5-二人の喧嘩
一方、ラルフはバズチューブで一躍有名になった。しかしバズチューブの彼のチャンネルにはネガティブコメントも集まっていた。それにはいささか傷心の様子だったが、eBayの代金を払うだけのお金を手にしていた。
ラルフはさっそく宣伝活動のために外に出ていたヴァネロペに報告する。ハンドルさえ買えればすぐにでもアーケードの世界に戻れる。
ところがビデオチャット越しにラルフはヴェネロペがスラウターレースに戻ったことを知ってしまった。ヴェネロペはアーケードを捨て、インターネットの世界に残りたいとまでシャンクに話していた。
ラルフはヴェネロペを失うことが怖くなり、JP・スパムリーに頼んでスラウターレースにウイルスを送り、ヴェネロペにとって退屈なゲームにしてもらうように手配した。
JP・スパムリーはラルフをダークネットの世界へと誘った。そこでラルフはダブル・ダンと知り合い、ウイルスを受け取った。
ウイルスは、スラウターレースの世界にあっという間に広がり、ゲームはダウンし、インターネットの世界は再起動するはめになった。それが原因でヴェネロペの命まで危険にさらされた。
ラルフはヴェネロペを間一髪のところで救ったが、まもなくヴェネロペはラルフがウイルスを撒いたことを知り、彼を非難し、自分を一人にするように言った。
その間にもウイルスは繁殖し、インターネットの世界を破壊しようとしていた。
シュガー・ラッシュ:オンラインのあらすじ6-インターネットに訪れた危機
ウイルスはラルフの複製を作り出し、インターネットの世界を飲み込もうとしていた。ラルフはノウズモアにウイルスの対策を聞いた。アンチウイルスを使えば食い止められるかもしれないことが分かった。
イエスの助けを借りてラルフとヴァネロペはアンチウイルスの会社にまで急いだ。ウイルスが作り上げたラルフの複製は合体し巨大ラルフに化した。
ウイルスでできた巨大ラルフはヴェネロペを捕まえようとしていた。ラルフはヴェネロペを助けようとし、巨大ラルフに立ち向かう。
ヴェネロペのことを救えるのなら彼女がインターネットの世界に残っても構わないと言った。たとえアーケードをヴェネロペが去っても、それで二人の友情が終わるわけではない。むしろ絆は強くなると言った。
ラルフの不安は取り除かれると同時にウイルスは消えて行った。不安に付け込む要素がなくなったからだ。そして再びインターネットの世界に平和が訪れた。
シュガー・ラッシュ:オンラインのあらすじ7-友情は続く
.ヴェネロペはスラウターレースにそのまま居座ることにした。対するラルフはアーケードの世界に戻ることにした。
離れ離れになっても二人はビデオチャットで連絡を取り合った。二人の友情に変化はなかった。ラルフはゲームセンターの向こう側に昇る陽の光を見つめた。それは幸せな光景だった。
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