「シュガー・ラッシュ・オンライン」には二つのおまけシーンが存在する。くれぐれも本編が終わっても席を立たないようにしよう。ではそのシーンの意味を解説する。
1、ベイビーモアナ
最初のおまけシーンで登場するのは何を隠そう、船乗り部族の総長の娘モアナだ。といってもモアナの舞台である島や海といったシーンではなく、自動車に乗った赤ん坊のモアナがタブレットで遊んでいるという設定になっている。
モアナが遊んでいるゲームは「パンケーキとミルクシェーキ」。ウサギと猫に餌をあげるというシンプルな遊びだが、何か様子がおかしい。突然ラルフが乱入してきたかと思えば、彼は必要以上のパンケーキをウサギに与え始める。
そのせいでウサギの体を膨らみ、やがて破裂してしまう、というのが最初のおまけシーンの全てだ。
これが意味するのは一体何なのか。そう、おそらくモアナの続編が近々発表されることを意味している可能性が高い。
というのもディズニーアニメは次に公開される作品を映画の中で紹介するのが恒例となっているからだ。
2、アナと雪の女王2
二つ目のおまけシーンはさらに大きなサプライズになっている。というのもあの「アナと雪の女王2」に関わるシーンだからだ。
エンドロールが最後まで回った後、スクリーンには登場するのが前作の敵キャラであるキャンディ大王ことターボが現れ、「キャンディ大王が出てないのにどうして楽しめるんだ? 俺が死んだところを誰も見てないんだから、戻ってきてもおかしくないだろ」と毒づき始める。
そして「みんなが欲しがってるものをくれてやる」と言って「アナと雪の女王2を覗きたければこちらをクリック」というメッセージが流れる。
そして視聴者が大興奮したとき、それは起きる。あろうことかラルフが乱入し、歌手リック・アストリーの代表曲「Never Gonna Give You Up(決して君を見放したりはしない)」を歌いだすのだ。もちろん皮肉を込めて。
それがおおよそ2分ほど続き、おまけシーンは終わっていく。つまり「アナと雪の女王2」の映像はお預けということになる。
ちなみにある動画にリンクさせると見せかけてほかの動画を流すことをインターネットでは「ダックロール」というが、それに対抗してリック・アストリーの同曲を流すいたずらが一時大流行したことがあった。
このことをアメリカではリックロールと呼んだ。つまりこれはリックロールとラルフの名前である「Wreck」をもじったレックロールなのだ。
しかしながら冗談交じりの二つ目のおまけシーンでさえ「アナと雪の女王2」の公開が近いことを示唆している。そう、「アナと雪の女王2」は2019年に公開されるからだ。
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