シュガー・ラッシュの待望の続編「シュガー・ラッシュ・オンライン」。インターネットの世界を舞台にラルフとヴァネロペが冒険を繰り広げる本作にはたくさんの隠れキャラクターやトリビアが存在する。そこでその全てを一挙公開する。
1、スタン・リーが登場する
先日亡くなった、マーベルの生みの親といえばスタン・リー。マーベル作品には必ずカメオ出演していた彼だが、本作でも同じく一瞬だけスクリーンに登場する。
マーベル作品ではセリフがあることも少なくないが本作ではセリフなしの登場。もちろん実写ではなく、アニメーションバージョンのスタン・リーだ。
そのシーンとは、ヴァネロペがオー・マイ・ディズニーでストームトルーパーに追いかけられる下り。ヴァネロペが走って逃げようとする際、アイアンマンと話している老人が映るが、何を隠そう彼こそがスタン・リーだ。
ちなみにスタン・リーはこれまでにもディズニー映画の「ベイマックス」に本人役で登場している。
2、ユーチューバーとのコラボ
本作に登場する実在の人物はスタン・リーだけじゃない。多くのユーチューバーとのコラボも実現している。
カメオ出演しているのは以下のユーチューバーたち。
カップケーキ(ティファニー・エレーラ)
コリン・バリンジャー
フルラ・ボーグ
グロゼル・グリーン
3、ソニック、ストIIなど日本のお馴染みのキャラが大集合
セガの代表的なキャラクターといえばソニック・ザ・ヘッジホッグ。日本人クリエイターが作り上げたゲームのキャラクターが本作に登場だ。
ソニックはラルフと話すシーンまであり、十分なインパクトを残している。ちなみにソニックの声を担当したのは、アメリカ人声優のロジャー・クレイグ・スミス。
彼はこれまでもナルト、BLEACH、機動警察パトレイバー、バイオハザードシリーズ、ファイナルファンタジーシリーズなど日本のアニメやゲームの仕事を多くこなしている声優だ。
なお、ソニックのほかにもカプコンから春麗、ザンギエフ、ベガ、パックマン、任天堂からMii、キノコなどもカメオ出演している。
4、フロスダンス
ケイティ・ペリーのライブで一躍有名になった少年ダンサーといえば、バックパックキッドことラッセル・ホーニング。
彼の踊りはロスダンスと呼ばれネットで瞬く間に拡散され、マネをする人が続出。その踊りを本作ではラルフも真似して踊っている。
5、オーマイディズニー
インターネットの世界にあるディズニーランドのような空間といえばオーマイディズニー。シンデレラ城をシンボルとした、ディズニーの世界そのものを再現した空間で、ヴァネロペが多くのプリンセスと遭遇するのもここだ。
ちなみにこのオーマイディズニーとは、ディズニーが運営するニュースチャンネルの名前から来ている。
6、プリンセスの普段着
オーマイディズニーでプリンセスたちと出会ったヴァネロペ。ここで見るプリンセスたちはドレスに身を包んだ姿だけでなく、カジュアルな服を着てリラックスしている姿まで披露している。
そしてそれぞれの洋服に目を向けるとたくさんのメッセージが隠されていることが分かる。例えばシンデレラのスウェットに注目。
そこには「G2G」と書かれているが、これは英語の「got to go 行かなければならない」を意味する略語。というのも物語の中で、シンデレラは12時になるまでに帰られないと行けないため、王子様に対して「行かなければならないの」というセリフがあるからだ。
エルサのセーターには「JUST LET IT GO」というフレーズがプリントされている。これはもちろん「アナと雪の女王」のテーマソングから来ている。
一方、モアナのタンクトップには「SHINY」の文字がある。これも「モアナと伝説の海」で巨大なカニ、タマトアが歌った曲が「SHINY」だからだ。
7、A113
ディズニー映画には必ず登場する暗号といえば「A113」。本作にももちろんその暗号が隠されている。
その場所とはほかでもないオーマイディズニー。ストームトルーパーから逃げようとするヴァネロペが迷い込んだ先がセクターA113。ディズニープリンセスの楽屋があるのもその場所だ。
8、eBayに出品された商品
ラルフとヴァネロペがシュガーラッシュの壊れたハンドルを買おうと向かった先は、eBay。そこでオークションに出品されている商品をよく見ると、「塔の上のラプンツェル」に出てくるフライパンとユニコーン、そして「アラジン」に出てくる魔法のランプがある。
意外にもそれぞれ格安価格で出品されているのが面白い。アラジンの魔法のランプは32ドル。ユニコーンに関してはたったの4ドルだ。
9、 imac
Mr.リトワクが使っているパソコンに注意を払うと、旧式のimacであることが分かる。ではなぜ彼はアップルの製品を使っているのだろうか。
それはピクサーの創立者がほかでもないアップルの生みの親のスティーブ・ジョブズだからだ。それもあってか、ピクサー映画にはたびたびアップルの製品が登場する。
10、楽天
劇中、Amazon、eBay、Googleなどの国際企業のロゴが次々とスクリーンに映る中、なんと日本の楽天のロゴも紹介される。
ラルフとヴァネロペがインターネットの世界に着いてすぐの出来事なので注意して見ておこう。
11、スラウター・レース
劇中にヴァネロペが夢中になるエキサイティングなゲームといえばスラウター・レース。一見、カートゲームのようだが、実はもっとカオスなことになっており、プレーヤーはスポーツカーを盗んだり、ギャングに囲まれたり、突然狂暴な犬が出てきたり、なんでもありの内容になっている。
実はこのゲームの基になっているのは、グランド・セフト・オートシリーズ。犯罪を中心にした過激な内容に世界中で論争を巻き起こした問題作だが、その一方で大ヒットしたシリーズでもある。
12、シャンクの名前の由来
スラウター・レースの世界を牛耳る女ボスといえばシャンク。実は彼女の名前「shank」は、刑務所で囚人たちが武器として使う「手作りナイフ」という意味があり、彼女の尖った性格を上手く表している。
また、劇中ではヴァネロペに「shank you シャンキュー」と言わせるシーンもあり、なにかと名前に意味を持たせている。
13、ベイビーモアナ
本作にはあの「モアナと伝説の海」のモアナまで登場する。といっても大人になったモアナではなく、まだ赤ん坊の頃のモアナだ。
それも島にいる彼女とは全く別物で服も髪型も現代風にアレンジされている。ちなみにベイビーモアナの声を担当したのは「モアナと伝説の海」でもモアナ役を演じたハワイ出身の新人声優アウリイ・クラヴァーリョだ。日本語吹き替え版では屋比久知奈が起用されている。
14、アナと雪の女王2
そしてついにお待ちかねの「アナと雪の女王2」の最新映像公開かと思われたエンドロール後のおまけシーンでは、ラルフがサプライズダンスを披露して映画は幕を閉じていく。まさに最大のオチを最後に持ってきたのはお見事としか言いようがない。
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