あなたの知らない塔の上のラプンツェルの隠れキャラ

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大人気ディズニー映画、「塔の上のラプンツェル」が好きだという人にぜひ見直してもらいたいシーンがある。

実はこの映画、様々な隠れキャラや秘密のメッセージが存在するのだ。よく見ておかないとなかなか気づかない、この映画の秘話をここに紹介する。

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魔法の花

本作には怪我や病気を治し、不老不死の力を与える魔法の金色の花が出てきますが、その花は実は映画モアナにも登場していたのに気づいたでしょうか。ただ、モアナはあの花に気づかず走り去ってしまいます。もし気づいていたら魔法の花に救われていたかもしれませんね。

ベッドメリー

物語の冒頭で赤ん坊のラプンツェルがベッドに寝ているシーンでは、彼女をあやすためのベッドメリーがグルグルと回っています。そのベッドメリーをよく見ると、本作のストーリーを象徴するキャラクターの玩具があります。

カメレオンはパスカル。青い鳥はラプンツェルが塔を降りて初めて一人で地上を歩いていくときに現れる鳥を指しています。

馬は宮殿の馬マキシマス、そしてアヒルはラプンツェルとフリン・ライダーが訪れる酒場の名前が「かわいいアヒルの子」でしたね。天使は、もちろん天使の格好をしているおじさん、ショーティーを指しています。

 

白雪姫

冒頭、ラプンツェルが歌を歌いながら彼女の一日のルーティンを紹介する場面では階段に、白雪姫の赤いりんごが描かれているのが見えます。また、ラプンツェルの母親のフリをして彼女を塔に18年間も閉じ込めている魔女マザー・ゴーテルは白雪姫の魔女がモチーフになっているのはお分かりですね。

白雪姫の魔女が鏡を見て、「世界で一番美しいのは誰?」と聞くのは有名な話ですが、本作でもマザー・ゴーテルは鏡ばかりを見て、自分の美しさを確認するナルシストでした。それもラプンツェルよりも自分のほうが美しいといった態度を取っていましたね。

また、マザー・ゴーテルが外から帰って来たときには籠の中にはやはり赤いリンゴが入っていましたね。

メリダとおそろしの森

ラプンツェルが住む塔の中には、メリダとおそろしの森に登場する木の箒がありました。そういえばメリダとおそろしの森にも魔女が出てきますね。一説によると、マザー・ゴーテルは白雪姫の魔女だけでなく、メリダとおそろしの森の魔女ともつながりがあるのではないかと言われています。

というのももともとマザー・ゴーテルのラフ画は、おそろしの森の魔女とかなり似ていたからです。

マザー・ゴーテルは物語の終盤で魔法の効果が切れて若さを失い、塔から落下して姿を消しますが、実はあのとき死んでおらず、メリダとおそろしの森の世界へと瞬間移動したのではないかといった説もあるのです。

リメンバー・ミー

ラプンツェルが冒頭でギターを弾くシーンは、映画リメンバー・ミーでオマージュとして使われています。ミゲルのギターの腕前は上手でしたが、ラプンツェルももしかするとギターが上手なのかもしれませんね。

ギターといえばラプンツェルの部屋にもギターがありました。あのギターは映画ロビンフッドに出てくるニワトリのアラナデールのギターがオマージュですね。

ピーターパン

ラプンツェルとフリン・ライダーが訪れた酒場には大勢の酔っ払いの男たちがいました。その中の一人は片腕がフックになっていましたね。あれはもちろんピーターパンのフック船長がモデルなっています。ちなみにピーターパンではフック船長がピアノを弾くシーンがありましたが、本作でもフックの男はピアノを弾いていましたね。

ピノキオ

同じ酒場では天使のおじさんが飛んでいるシーンで柱にピノキオが座っているのがちらっと見えます。ピノキオはフロアーにいるお客を見下ろすように座り、まるで賑やかな状況を楽しんでいるようでもありますね。

ライオンキング

酒場にはまだまだ隠れキャラクターがいます。男たちの間に一人ぽつんといるのがイノシシ、あるいはブタにも見えるキャラクター。そう、実はあれライオンキングのプンバァが基になっています。

リトルマーメイド

本作で最もロマンチックなシーンといえばランタン祭り。ボートに乗ってフリン・ライダーとラプンツェルが手を取るシーンでは思わずうっとりしてしまった人も少なくないはずです。実はあのシーンは映画リトルマーメイドのボートのシーンがモデルになっています。

アナと雪の女王

アナと雪の女王を見ると、実はエルサの戴冠式のセレモニーに遠くからはるばるラプンツェルとフリン・ライダーが参加している姿が映ります。そう、もちろん二つの物語の世界はつながっているのです。

裸足

ラプンツェルの足に注目すると、塔の中にいるときも外にいるときもラプンツェルが裸足でいるのが特徴です。たとえ外に出て行ったことがないラプンツェルでも室内で靴を履いてもいいような気がしますが、ラプンツェルはあくまでも裸足で歩きまわっていましたね。

特に最後、本当のお父さん、お母さんに会う時でさえラプンツェルは裸足で宮殿を訪れていましたね。

塔の上のラプンツェルの続編

あまり知られていませんが、実は塔の上のラプンツェルには続編があります。続編のタイトルはラプンツェルのウェディング。その名の通り、ラプンツェルとフリン・ライダーの結婚式を描いた物語で、上映時間わずか7分の短編映画になっています。

ちなみにラプンツェルのウェディングは「シンデレラ」ダイヤモンド・コレクションのボーナスコンテンツとして収録されています。

眠れる森の美女

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王国の祭が始まる前にラプンツェルとフリン・ライダーが本を読み漁っているシーン。窓際には「眠れる森の美女」の本が開いてあます。このときラプンツェルはお姫様になる心の準備をするかのように様々な過去のプリンセスの情報を収集していたのでした。

さらにラプンツェルの塔には「眠れる森の美女」に三本足の回転糸車があるのに注目です。

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モチーフとなったのはこの糸車。

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監督

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実はディズニーでは監督やスタッフをキャラクター化させ、友情出演させることが結構あります。ネイサン・グレノ監督も同じく本作の酒場のシーンに登場。似ているかどうかは別として左手のタトゥーはそのまま採用されていますね。

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