「ベイマックス」のエンドロールに登場するフレッドの父親って一体誰なの?と疑問を持っている人が多いようなので、ここでフレッドの父であり、そのモデルとなったスタン・リーについて紹介する。
ベイマックスのフレッドの父って誰?
「ベイマックス」で「フレッドの父親」として登場しているツヤツヤの白髪と立派な髭をこしらえた老人。実はこの人、マーベルの重鎮スタン・リーがモデルとなっている。
スタン・リーはマーベル・コミック編集委員、マーベル・メディア名誉会長であり、「スパイダーマン」、「X-メン」、「ハルク」、「アイアンマン」、「アベンジャーズ」の原作者である。1939年に若干17歳でタイムリー・コミックス(現マーベル)に入社し、現在までマーベル一筋で活躍してきたスーパーお爺ちゃんなのだ。
スタン・リーはユーモア溢れる性格の持ち主で、シャレが分かることからもこれまで劇場映画に多数出演している。ときには本人役、ときにはちょい役で登場し、マニアたちを喜ばせてきた。最近では「アメイジング・スパイダーマン2」、「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「アイアンマン3」、「アベンジャーズ」の実写版に登場している。
アメイジング・スパイダーマン2のワンシーン
アベンジャーズのワンシーン
そんなマーベル一筋の男が今回「ベイマックス」に登場したのである。フレッドの父親ことスタン・リーはエンドロールの途中で颯爽と登場する。普段家を留守にすることが多く、息子とあまり話をすることができない父は仕事に生きる人間であることが容易に想像できる。そんな父が息子と感動の対面を果たすのだ。
もちろんディズニー映画にスタン・リーが出るのは史上初のこと。スタン・リーの登場シーンはまさにマーベルとディズニーがつながった瞬間でもあるのだ。
関連記事