「夢の島」、「世界で最も幸せな場所」などと形容されることの多いディズニー・リゾート。家族連れやカップルなどそこを訪れる訪問客もみんなディズニーの世界を満喫して幸せそうな感じがするが、実はそこには昔から語られる恐ろしい都市伝説があるのをご存知だろうか。
今回はアメリカに伝わるディズニーリゾートにまつわる都市伝説をいくつか紹介する。
ディズニーランドの都市伝説
ある人が米ディズニーランドにある「くまのぷーさん」の乗り物に乗ったとき、その乗り物が故障した。その人はスタッフに対して冗談で、「虎がレールの上にウンチをしたからですか」と聞いたら、スタッフは真剣な顔で「ハチミツがこぼれただけです」と答えたという。
まさに完璧な切り替えしである。このようにディズニーランドはいかなる状況においてもその隅々まで夢の世界が広がっている。そんな場所に伝わる都市伝説とは一体どんなものだろうか。
1、ディズニーランドには遺灰が撒かれている?
ディズニーランドにはホーンデットマンション、カリブの海賊など有名なアトラクションなど至る場所に、夢の国で安らかに眠ってもらおうと自分の愛する人の遺灰を撒く人が後を立たないという。奇しくもディズニーランドのショップで遺は灰を入れる壺まで販売している。これはただの偶然かそれとも。
2、スペースマウンテンは呪われている。
人気アトラクション、スペースマウンテンには1970年代にこれに乗って亡くなった人の幽霊が出ると言われている。その幽霊は一人乗りの乗客がいる隣に乗り、ある時点で急に姿を消すという。乗ったときは横に人がいたのに、降りるときにはいなかったなんてことはなかっただろうか?
3、ホーンデットマンションで心臓発作
ホーンデットマンションは実は開設当時のほうが今より数段怖かったといわれている。なぜ怖くなくなったかといえば、あまりにも怖すぎて心臓発作で亡くなってしまったゲストがいたからだ。悪い噂が広がるのを防ぐためにその後、ディズニーは徹底的にホーンデットマンションを検証し、怖い要素を大分排除したと信じられている。
4、イッツ・ア・スモールワールドの呪われた人形
「世界は狭い、世界は同じ」でお馴染みの歌イッツ・ア・スモールワールドをテーマにしたこのアトラクションには世界各国のかわいい人形が飾ってある。ところが一見かわいく見える人形の中には呪われた人形があるという。このアトラクションで働くスタッフが何度も不自然な音や動きを目撃しており、突然後ろからはイッツ・ア・スモールワールドのテーマソングが流れてきたという。一説によればこのアトラクションで昔働いていたスタッフの霊ではないかといわれている。
5、デビ・ストーンの霊
その昔ディズニーランドで働いた女性がいた。彼女の名はデビ・ストーン。しかしデビ・ストーンは1974年に当時の人気アトラクション「アメリカ・シングス」で起こった事故で動く壁に挟まれて命を落としてしまった。そのことがきっかけでこのアトラクションは閉鎖。その後、彼女の霊をトゥモロー・ランドで見たという報告が多く出ている。
6、自宅にウォルト・ディズニーの霊
ディズニーの生みの親といえばウォルト・ディズニーだが、彼の霊が昔の自宅をさまよっているといった伝説がある。彼の昔の自宅とはディズニーランド内にある消防署の上のことを指す。
スタッフがここの電気が夜中に付いたり、消えたりしているのを目撃しており、管理人も自分が管理している電気がどうしてひとりでに付いたり、消えたりするのか謎だという。もしかすると昔を懐かしんでウォルト・ディズニーがこの場所をさまよっているのかもしれない。
以上が米ディズニーにまつわる都市伝説だ。都市伝説だけに全くのでたらめかもしれない。信じるか信じないかはあなた次第。