ついに「ベイマックス」が日本を始め、世界各国での上映が始まり、次々と物語りに隠されたトリビアが明らかにされている。すでに「ベイマックスにアナと雪の女王の隠れキャラ その他のトリビアも大公開」でも紹介したが、今回は未公開の最新のこぼれ話を紹介しよう。
1、ヒロの部屋にラルフ人形
ヒロの部屋のパソコンのモニターにご注目。なんとそこには「シュガー・ラッシュ」の主人公レック・イット・ラルフの人形が。良く見ないと気が付かないので注意が必要だ。
2、ポートレートに写った老人の正体
フレッド家の壁に無造作にかけられた家族のポートレート。実はこの男性、アメリカのマーベル・コミックの重鎮であり、スパイダーマンやXメンなどの原作を手がけたスタン・リーだ。「ベイマックス」はマーベル・コミックの「ビッグ・ヒーロー6」からアイデアを得ているのでディズニーが劇中でスタン・リーに敬意を示した形になった。ちなみにスタン・リーは劇中でビッグ・ヒーロー6の一員でもあるフレッドの父親ということになっている。
3、庭にあの人の彫刻が
なんとなく見過ごしてしまいそうな、この白い彫刻。そうこの人物は「アナと雪の女王」のハンズ王子。この彫刻はアップデートされたばかりのベイマックスの一撃によって破壊されてしまうため、スクリーンに映るのは一瞬のことだ。ちなみにハンズ王子は警察所の指名手配人としても登場している。
4、警察署のボードにあの監督の写真
警察署のボードにはハンズ王子以外でも、二人の男性の写真が掲示してある。この二人の男性の正体は、「塔の上のラプンツェル」で監督を務めたバイロン・ハワードとネイサン・グレノの二人だ。ディズニー映画では監督がカメオ出演するのはもはや当たり前となっている。
5、お馴染みの暗号も登場
パネルに写った無数の暗号の中に「A113」があるのが分かる。これはピクサー映画の恒例の暗号で、これを探すのがマニアの間でひとつの楽しみにもなっている。ベイマックスはピクサー製作によるものではないが、ウォルト・ディズニー・カンパニーの完全子会社だけにこうして作品内でコラボすることはよくある話だ。詳しくは「ディズニー映画に登場する秘密のコード「A113」とは?」を参照。
6、フレッドのヒーローキャラの正体
フレッドのヒーロースーツだけ恐竜の着ぐるみなのに気づいただろうか。このモデルは実は、ディズニー映画ではなくアニメ「ヒックとドラゴン」のドラゴンだ。
ちなみに「ヒックとドラゴン」を監督したのは「リロ・アンド・スティッチ」を監督したディズニーアニメでお馴染みのクリス・サンダース監督。フレッドの声優を担当したのは「ヒックとドラゴン」でも声優として出演しているT・J・ミラーだ。このようにディズニーの枠を超えた作品同士のコラボが実現しているのだ。
7、ヒロの家の壁にスティッチ
ヒロの家の壁に家族の写真など記念写真が飾られているのがその中にスティッチの写真がある。と思いきや、これを拡大していくと、実はヒロの飼い猫であるモチがスティッチの着ぐるみを着ているのであった。その姿が可愛すぎると話題だ。
8、ヒロの部屋に日本のアニメキャラ
ヒロの壁にかけられた時計。その中心にいるキャラクターはなんとマジンガーシリーズのグレートマジンガーだ。ベイマックスの動きやデザインがマジンガーをモデルにしていることを示唆する重要なシーンである。ディズニーは日本のアニメも常にチェックしているのだ。
9、あの日本のヒーローも
ヒロの部屋にはほかにも日本のグッズがある。天井にぶら下がっているのがマジンガーZの人形。そして窓側においてあるのが何を隠そうウルトラマンのおもちゃである。ベイマックスはウルトラマンからもインスパイアされている可能性があるのだ。
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